みずみずしくとろりとした食感のわらび。
冷やしたわらびで涼を感じる、初夏の味覚。
5月中旬予定。
今年は暖冬により収穫時期前倒しがあるかもしれません。
~天然わらびのご案内~
お届けするのは、当会の直営農場のある山(山形県寒河江市幸生)やその近隣で自生している天然わらび。天然のため、1本ごとに生育環境が異なります。そのため、長さ太さは多少の違いがありますが、1本1本の味や香りの違いが楽しめます。わらびは鮮度が命。朝摘みをクール便でお届けいたします。到着後にすぐにアク抜きをしてください。
採れたてのわらびを灰汁抜きし、シンプルにお浸しや 煮物、たたきなどにして、これをよく冷やすだけで初夏を楽しむ一品となります。 また、塩漬けにしたり、冷凍しておくことで保存も可能です。干しわらびにして料理をするなら、汁気をぎゅっと含んだ昔懐かしい煮物が楽しめます。
よく「下ごしらえが面倒」と耳にしますが、好きなものにとってはこんな簡単なことはありません。平鍋でお湯を湧かして重層大匙1杯をぱっと入れ、両端を切りそろえたわらびを入れて、落とし蓋をしてそのまま一晩。私にとっては、じゃがいもの皮を剥くより簡単なこと。そのあとは水洗いして水と一緒にタッパーに入れておくか、醤油漬けにしてしまうだけでこのわらびが堪能できるのです。
~お届け・ご注文に関して~
お届け時期は5月中下旬より。わらびは土から顔を出すと一気に成長します。お届け日は、収穫適期になるまでの天候や、収穫当日の天候などに左右されま す。そのため、発送についてはこちらにおまかせください。ただし、お届け日の前日、前々日など、予定が決まり次第メールにてご案内します。
※以下の箱詰めの写真は2kgです。
木灰は心配があるので同梱は中止しました(安心な重曹をご用意ください)。

わらびの旬の時期は同じ直営農場のびっくりするほどおいしいニラの旬。ニラもおすすです。また、お米や麺類、調味料などとご一緒に。
〜わらびの灰汁抜きの方法(はじめての方)〜
1. わらびの穂先は灰汁が強いので、穂先、茎の両端を切り落とします。
2. 大きな鍋にたっぷりと水を入れて沸騰させます。
3. 火を止めてそこの重曹を大さじ1〜2程度入れます。
4. わらびを鍋に入れて落とし蓋をしてそのまま一晩ほどおきます。
5. 水で洗い、試食してみて灰汁が残っていなければ成功。
保管する場合は、タッパーなどに水を入れて冷蔵庫保管。そのまま食べられます。
ほかに、小麦粉と塩を使って15分ほど、という簡単な方法もあります。
〜わらびを使った料理〜

★わらびと蕪を和えました。

★わらびときゅうりと生姜と和えました。

★よく冷やした「わらび」と「トマト」をオリーブオイルと塩で。

★身欠きニシンとわらびの煮物は昔懐かしい味。

★シンプルにお浸し。これに鰹節をかけるとさらにおいしく。

★よく冷やしたわらびに酢みそをかけてさわやかに。

★わらびとパスタ(トマトと相性抜群)

★干しわらびの煮物・お酢を多めにしてさっぱり仕立ての煮物。

★マヨネーズに七味。マヨネーズとわらびのとろみは相性抜群。ビールがうまい。

★昆布〆したわらびとふき。 おいしいですよ~。
★昆布〆をあつあつのご飯にのせて。
★干しわらびと油揚げとこんにゃくの煮物。干しわらびならではの独特の食感と煮汁の味が一体となって滋味深い味わい。

★わらびのたたきを、オリーブオイルと塩で。これをパスタに和えたり。ドレッシングとして。

★素麺に、わらびとわかめと生姜をのせて。
ほかに「わらびの一本漬け」(お好みの出汁醤油を作り、そこに漬けておくだけで簡単にできます)や「わらびのたたき」も絶品。ひんやり、とろとろ、つるり、が楽しめます。おろした生姜と醤油で。「わらびめし」もいいですね。
※アク抜きのご紹介では、穂先を切り落とすと書いてあるのに、わらびの穂先もあるじゃないか、という方、ぼそっとしていますが、このほろ苦さがお好きな方は穂先もどうぞ(穂先だけつまみとる方法もあります)。
どうぞ、天然わらびをご堪能ください。