秋の訪れの早い山形では
「大根」が旬を迎えるのは10月中下旬より。
「葉付き大根」は雪が降る前までの季節限定品です。
2020年産出荷はじまりました。
夏に種を蒔き、農薬を抑えた安心な葉付き大根。


大根を楽しむ
この大根に包丁を入れると、切り口からじんわりと水分が溢れ出すほどのみずみずしさ。まだまだ収穫はじめの若い大根だからです。繊維がやわらかいのでサラダでも楽しめます。大根を薄切りにして塩で水を出し、ぎゅっと絞ってからレモンの皮とレモン汁、オリーブオイルを加えれば、大根のレモンマリネのできあがり(+塩麹も)。下茹でしてからじっくりと煮込むと、箸がすっと入るほどのやわらかさに驚きます。あつあつのおでんや鍋物、ふろふき大根も格別。
※そばつゆに:先端部分でおろしを作り、つゆに汁に加えると辛味のあるそばつゆに。
ほろ苦さを楽しむ
大根のほろ苦さを楽しむためには、皮つきで調理すること。乱切りにした大根でポトフや下茹でした大根のトマトソース煮込みなどの洋風料理にすると(ハーブ:タイム、ローズマリー、パセリ、クミンと相性)ちょっとクセになる味わいが楽しめます。大根のステーキやブリ大根など照り焼き系を、あえて皮つき(要下茹で)で試してみてください。
皮を楽しむ
皮はきんぴらだけでなく、醤油漬け、かき揚げにしたり、皮を厚めに剥き、繊維に沿って1cm幅のスライスにして煮物や鍋の具材に。その旨味の強さを知ったら、大根の皮は捨てられなくなります。
大根の葉を楽しむ
大根の葉も味が違います。良質な有機肥料で土づくりをした1年に1作のみの大根専用の畑で作られています。だから、この大根の葉にはえぐみが少なく、茎はしゃきっとして旨味を感じるほど。しかも、農薬の使用は幼苗時と葉の肥大時の病害虫対策のみ。だから安心して丸ごとお召し上がりいただけます。
大根の葉は、食物繊維だけでなく、βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、葉酸や、カリウム、カルシウムなどのビタミンやミネラルが豊富な「野菜」です。大根の葉を使った菜飯、ふりかけ、おひたし、漬物、味噌汁の具など、現代人には贅沢な料理が楽しめます。
大根葉の炒め物の作り方:鍋に塩大さじ1とたっぷりの水を入れて沸騰したら、大根の葉を丸ごと入れて1分30秒。粗熱を取り、水気をよく切ったら、細かく刻み、ジャコなどを加えて、ごま油で炒め、醤油で味付け。水気がなくなるまでじっくり炒めてできあがり。ご飯によくあいます。おかずにするなら豚肉を加えた炒め物に。
この時期だけにしか味わえない、根も葉もおいしい
「葉付き大根」をお届けします。
<商品のご案内>
商品内容:葉付き大根(山形産)
葉っぱを大根の首のところでカットし、葉と根を別に袋詰めします。
大根の葉は、到着後に水洗いして、水に浸しておくとピンピンになります。
<商品のお届け・お支払い>
・お届け:10月中下旬〜11月下旬(これ以降は葉を落とした雪室大根へ)
クロネコヤマト普通便 1送料4本まで。
白菜と一緒の場合は各2個で1送料。
発送期間中は、ご注文からお届けまで3〜5営業日。
・送料例:関東/698円 関西/914円
・電話やファックスなどでもご注文いただけます。
大根の葉っぱの保存方法(茹でる・ふりかけ・干す・生のまま)
葉付き大根をそのまま保存してしまうと、養分の取り合いとなり、葉はやがてしんなりとして黄色く変色してしまいます。
保存方法は3つ。一つ目は、硬めに茹でて「冷蔵保存」(2〜3日)。二つ目は「大根のふりかけ」(4〜5日)。3つ目は、葉を水洗いしてから「天日干し乾燥」させて乾物に(水で戻して、一度湯がいて細かく刻んで炒め物に)。
最後に「生の葉をぴんぴんのまま」保存する方法をご紹介します。大根の葉を、生のまま毎日少しずつ食べたいときの保存方法です。
1. 大根の肩の部分1cmほど根を残して切り落とします。
2. 傷んだ葉は取り除き、水洗いして、冷たい水に1時間ほど浸す。
(葉先も浸したほうがよい・葉がピンとするまで)
3. つぎに3%ほどの塩水に1時間ほど浸す。
4. その後、使い易いサイズに切り分けて再度塩水にくぐらす。
5. 水気を切ったらタッパーに小分けして冷蔵庫で保管。
6. 3日ほどしたらタッパーごと塩水で洗い、水気を切って再保存。
これで10日ほどぴんぴんです。
ご飯に混ぜて菜飯にしたり、サラダや浅漬けとした食べたり、味噌汁の具、炒め物などのお料理にさっと使えます。
当会自慢の葉付き大根を家族みなさまでお楽しみください!
〜ご不明な点やご質問などがございましたらお気軽にお問い合せください〜