無添加で昔ながらの製法だから本格的な味わいのいぶりがっこ
わたしはこのいぶりがっこに惚れました
自分で作る漬物が一番、と漬物つくりが好きで、いつか自家製のいぶりがっこを作りたいと思っているわたし。自家製の漬物は販売できないので漬物用野菜や自分が納得できる漬物をご紹介しています。これまで取り扱っていなかった同じ東北秋田の「いぶりがっこ」に狙いを定め「本物の味わい」がする「いぶりがっこ」を探し求めました。
数あるいぶりがっこを試食したなかで(各社こんなに違うのかと驚き)、とても薫香が強く、味わい深いもの(塩気は強くなく、甘みを先に感じる)だったのが秋田県羽後町の夢企画さんのもの(早速お取引きさせていただけることになりました)。作り方を知り、納得。市販で人気を獲得できる調味液や調味料では醸し出せない味わいです。
ご飯のお供のほか、お酒の肴にも。細かく刻んで納豆に混ぜたり、おにぎりにしたり。すでに定番となっているクリームチーズと合わせたり、ポテトサラダに加えたり、カルディでも人気のタルタルソースを作ったり。是非、この作り手の想いが形になった質の高い「いぶりがっこ金の蔵」をお試しいただきたいと思います。
(リピートの方は未開封では90日以上の賞味期限がありますので、まとめ買いがおすすめ。10本以上で5%割引き)
<商品詳細>
●原材料:大根(国産)、漬け原材料(砂糖、米ぬか、食塩)
●原料原産地名:国産(大根)
●内容量:300g
●賞味期限:90日以上
●保存方法:直射日光を避け、常温で保存してください。開封後は冷蔵庫(10℃以下)で保存してください。
●本品製造工場では、卵・乳・小麦・豚肉・大豆・ごまを含む製品を生産しています。
●栄養成分表示100gあたり この表示値は目安です。 エネルギー117kcal/タンパク質2.0g/脂質0.2g/炭水化物26.8g/食塩相当量5.8g
ゆめ企画 須藤健太郎商店さんの「金の蔵」への想い
いぶりがっこはいつ頃から作られていたか、発祥の地はどこか未だにわかっておりません。
雪深い秋田県南部。昭和30年初期までどこの家庭でも漬けられていたいぶりがっこ。どこの家にも大きな囲炉裏があり、薪を焚き暖をとり、ご飯を炊き、みそ汁を作る。その囲炉裏の上に大根を吊るしていたものでした。化石燃料の普及により石油ストーブが暖房用として使われ、調理もガスコンロとなり、時代とともに囲炉裏はなくなりました。
冬の風物詩とも言われたいぶりがっこを漬ける家庭もなくなりました。どこの家でも自分の家で食べる分しか作っておりませんでした。後に商売として作られるようになりましたが、東京の居酒屋さんで食べたいぶりがっこは、私が子供の頃に食べた味とは違っていました。「あなたも秋田の人だからいぶりがっこの味わかると思うけど、美味しいでしょう」と言われました。秋田のいぶりがっこはもっともっと美味しいと思った。
東京から秋田に帰る電車の中で、秋田の名産でもあるいぶりがっこの本来の味を伝えたい、残していきたい。そんなことばかり考えていました。その思いから、私は60歳を過ぎた頃、会社を設立し、いぶりがっこ作りを始めました。
昔ながらの味と製法にこだわり、米ぬかをたっぷりと使い、砂糖と塩だけで100日以上漬込み、大根の水分を絞ります。この過程を経て、味・歯ごたえなど昔を思い出す、懐かしい味のいぶりがっこに仕上がります。これが「金の蔵」です。