有機（無農薬）らっきょうで健康によい乳酸発酵の塩らっきょうはいかが？

▼らっきょう（辣韮）は、中国やチベットが原産。紀元前から薬用として利用されてきたユリ科ネギ属の野菜です。日本には平安時代に体を温める薬用植物として伝わったとあります。薬効が高く「畑の薬」とも云われ重宝されてきました。

▼わけぎなどのように茎をのばし、地下で育つ根（ふくらんだ鱗茎）を食用とします。にんにくやニラと同様に硫化アリルの一種「アリシン」という成分が含まれていて、疲労回復などの効果が広く知られています。薬膳では韮白(がいはく)と呼ばれ、陽気を通して体やお腹を温めたり、気血を巡らせて固まりを散らす狙いで使われているようです。

▼そのパワーの源は、畑でじっくりと育ち大地の滋養を取り込むから。夏に植え付け、秋には花を咲かせ、そして寒い冬を乗り越えて、春に芽をたくさん伸ばし、地下では分球し、鱗茎が肥大し6月にようやく収穫されます。

▼らっきょうの産地は鳥取砂丘が有名ですが、鹿児島、宮崎なども栽培が盛んに行われています。 ここでご紹介するのは、かごしま有機生産組合さんが作る、在来品種の「らくだ」。良質な有機肥料を施し、一年近くを化学合成された農薬や除草剤を使用せずに手間暇かけて育てたものです。安心なだけでなく、除草剤を使用し、病害虫に農薬を使って育てたものよりも自然の力が強く宿っているに違いありません。

▼らっきょうの漬物では、甘酢漬けや醤油漬け、はちみつ漬けがありますが、おすすめは塩漬け。これは乳酸発酵させる方法で、発酵による本物の酸味と旨味が楽しめます。冷蔵庫で一年以上も保存可能で、その塩漬けに、八角や花椒、洋風ならハーブを加えて小分けしてみたり、醤油漬けや甘酢漬けなどへの展開も可能です。乳酸発酵しやすいように塩分は2％ほどで、機能性成分を産出させるため砂糖を加えるだけ。

▼コリコリッとし食感とさわやかな香りは、箸休めとなったり、酒の肴にしたり、疲労回復や夏バテ、腸活対策の健康食にもなります。疲労回復やスタミナ増強には豚肉の炒め物に加えたり、南蛮漬け、ポテトサラダやタルタルソースの隠し味にも役立ちます。

▼そのほか、生のまま天ぷらにしたり、ゆがいておかか和えにしたり、炒め物などもできます。梅干しつくりの前のこの時期に、この有機らっきょうを手に取り、漬物づくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。乳酸発酵による塩らっきょうの詳しいレシピをお付けしてお届けします。


●有機らっきょう1kg　6/7（金）出荷予定
　有機栽培・土付き・根付き・大小込みでお届けいたします。
　らっきょうは茎と根を取り除くため、重量は7割ほどになります。

★クール便送料がかかるので、
送料込みの野菜セットプチタイプや、日本一の大粒のお米、今なら人参、玉ねぎ、新じゃがを一緒のご注文がおすすめです。
野菜セットは、6/6（木）出荷をご選択ください。出荷は6/7（金）に変更いたします。
送料が二重に表示されている場合もクール送料のみに変更して決済いたします。


〜ご不明な点やご質問などがございましたらお気軽にお問い合せください〜
 

無農薬の土付きらっきょうの通販ページ